為替レートの見方

為替レート」とは、異なる2つの国の通貨の交換レートです

例えば「米ドル円 100.25」と表示されている場合は、「1ドルと100円25銭を交換できます」という交換比率を現しています。

世界のアメリカの通貨である米ドルが基準になり、「米1ドルに対していくらで交換できます」という表示方法になります。

為替始め方

為替レートはそれぞれの通貨の需要によって交換レートが変動します。為替レートの変動要因として、その国々の金利政策、失業率、災害などがあります。

例えばアメリカドルの金利を下げると発表があった場合、アメリカドルの人気がなくなりドルを売ろうとする人が増えます。これにより1ドルが102円になったり、99円になったりと為替レートが変動します。

正確には、為替取引をする場合の表示方法は2wayプライス表示「(例)1ドル 100円70銭-75銭」このようになっています。

外国為替レート表示例
FX為替レート
(2段目のUSD/JPYがドル/円のレートです)

これは「1ドルを101円81.4銭で売れます、1ドルを101円85.0銭で買えます」ということを意味しています。

数字の小さい方が売値(ビッドまたはBid)、大きい方が買値(オファーまたはAsk)です。

この売値と買値の差がスプレッドと言い、各証券会社によって異なったスプレッドが設定されています。

このスプレッドの差が小さいほど儲けやすくなります。

上記の場合、1ドルを購入してすぐ売ったと仮定すると、101円85.0銭で買い101円81.4銭で売ることになりスプレッド分3.6銭の損になります。

スプレッドが3.6銭の場合は、1万ドルの取引でで360円の損になるわけです。

最近の日本のFX業者でのドル円のスプレッドは0.3銭~0.5銭になっており、1万ドル(約100万円)近い取引をしても約30円程度のコストしかかからないので、非常に低リスク(低コスト)となっています。

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