FX取引で儲けるためには、勝てる手法をまずは確立することが最低条件です。

システムトレードのEAもそうですが、まずはバックテスト(過去のチャートで実際に運用した時に利益がでるかどうか検証すること)が必要です。

例えば15分足でM字がチャートで形成されたらストップを20pipsでエントリーするなど、自分なりに検証したロジック、またはどこかのブログで有名なひとの手法でも、なんでもいいのです。

まずは、いつ、どんな時に、どういう風にエントリーするかなど、売買ルールを決め、それを過去のチャートを使い、実際に運用した場合に勝てるかどうか検証します。

テスト運用をして、結果がでるようなら、実践に投入する

普段ならゴクゴク当たり前のことですが、FX取引になるといきなり取引を始める人が多いので、まずはデモ口座でテストするか、もしくは、リアル口座でやるなら小ロットでやることをおススメします。

その際に注意すべきことは、

「デモ口座での結果=リアル口座での結果」ではないことです

デモ口座とリアル口座を同時に注文を出すと、同じ値で約定しない場合があります。

これは「すべり」と言って、クリックする時には101.896であっても、実際に約定されたのは101.893だった、のように、リアル口座では往々にして成行注文はすべることがあります。

また、それ以外の要素として大きいのは、「心理的要素」です。

デモ口座で1万円の損をしたとしても、あくまでそれは数字上の話です。
しかしリアル口座での1万円の損は、本当の自分のお金が損をすることになります。

そうすると人間は、「損したくない」「損したらどうしよう」など、不安や恐怖の感情がわきあがり、結果としてデモトレードで行っていた売買と違う行動を取ることが多くなり、結果的にマイナスになることも多くあります。

これらの事に注意をふまえながら
・まずはデモトレード、バックテスト、小ロットでやる。
・結果が良ければリアル口座ではじめる

ことが重要です